エレキギター(電気ギター)は、弦の振動を電気信号に変えてアンプから音を出す楽器です。構造や木材、マイク(ピックアップ)の組み合わせによって無限の音作りができるのが最大の魅力です。

エレキギターの基本構造から代表的なモデル、音の決め手まで分かりやすくまとめました。

1. 音が出る仕組み(基本パーツ)

  • ピックアップ(Pickups):弦の下にあるマイクのような部品です。磁石とコイルでできており、金属弦が揺れると電気信号が発生します。
  • コントロールノブ & セレクター:音量(Volume)や音色(Tone)を調整したり、使うピックアップを切り替えたりします。
  • ブリッジ & トレモロアーム:弦を固定する部分。アームを揺らすことで音程を滑らかに上下(ビブラート)させることができます。

2. 代表的な3大ギタータイプ

エレキギターには大きく分けて伝統的な3つのスタイルがあり、見た目だけでなく得意なジャンルも異なります。



モデル特徴得意なジャンル・音色
ストラトキャスター (Stratocaster)身体にフィットする曲面デザイン。軽量でバランスが良く、最もポピュラー。繊細で透明感のある音からカッティングまで万能(ポップス、ロック、ブルース)
レスポール (Les Paul)重厚感のある木目と太いサウンド。ボディが重くサステイン(音の伸び)が長い。太く力強い歪みサウンド(ハードロック、パンク、ジャズ)
テレキャスター (Telecaster)エレキギターの元祖。構造がシンプルで無骨なデザイン。チャキチャキとした歯切れの良い高音(カントリー、ロック、J-POPのコピバン)

3. 音を決定づける「ピックアップ」の種類

ギターの音色の7割近くを決めるのがピックアップの種類です。

  • シングルコイル(Single Coil)
    • 構造:コイルが1つ。
    • 音の特徴:高音がクリアで繊細。歯切れが良く、カッティングや綺麗なクリーン系が得意。ノイズに少し弱め。
  • ハムバッカー(Humbucking)
    • 構造:コイルを2つ並べてノイズを打ち消す(Humbuck)仕組み。
    • 音の特徴:太く温かみのある音。出力が高く、アンプで深く歪ませてもノイズが出にくい。

4. エレキギターを楽しむために必要なもの

本体だけでは音が出ないため、通常は以下のセットで鳴らします。

  1. アンプ(Amplifier):電気信号を増幅してスピーカーから鳴らす機器。
  2. シールド(Cable):ギターとアンプをつなぐコード。
  3. エフェクター(Effector):音を歪ませたり、残響(リバーブ/ディレイ)を加えたりして音色を変化させる足元のペダル。


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